ア |
題材の工夫について
図1 Webページの構成
身近にある題材により生徒の興味・関心を高めるために生徒たちが話し合い,5項目設定した。その内訳は,学校に関することを4項目,地域に関することを1項目とした。特に,ボランティア活動と桜川村紹介が関連する内容にリンクを設定することができ,より広がりのある内容構成となった。また,グループで作業しても,個人で最低1枚はWebページを作成し,相互にリンクを設定できるようにしたため,延べ39ページものWebページを作成することができた。 |
イ |
学習形態の工夫について
実態調査からも,「友達と活動しているときが楽しい」と答えている生徒が多く見られた。実際,Webページを作成してみると,22人の生徒がグループで取り組んだ方がよかったと答えている。その理由として,「グループでやるとわからないことを教えてもらえて便利だった。」と感想を述べている。さらに,Webページ作成と素材の編集場所をそれぞれ設置することにより,作業を分担して協力して行うことができた。
図2 学習形態の工夫
(平13.9.20実施 桜川村立桜川中学校2年A組28人)
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ウ |
教材・教具の工夫について
マルチメディアの活用で,Webページ作成用ソフトを導入したので,手引きを作成した。ページの作成の仕方,リンクの設定の仕方,素材の取り入れ方などを記述することにより,生徒自身が自力解決をすることができた。さらに,Web作成に関連する事例集を作成し,情報モラルについて意識を高めるとともに,活用できるようにした。生徒の調査結果図3からも,情報モラルについて,「理解できた」16人,「まあまあ」11人と, ほとんどの生徒が理解できた。また習得した知識である情報モラルについて,これからの生活で気を付けたいと考えている生徒は非常に多く意識が高まったと考えられる。
図3 授業後の生徒の意識調査1
(平13.9.20実施 桜川村立桜川中学校 2年A組28人)
図4 授業後の生徒の意識調査2
(平13.9.20実施 桜川村立桜川中学校 2年A組28人)
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エ |
指導方法の工夫について
初めて取り入れる題材・内容なので,ティーム・ティーチングを取り入れ,基礎・基本の確実な定着が図れるようにした。他教科の教師の協力を得て取り組んだが,基礎的・基本的な技術の習得に効果があった。
ティーム・ティーチングの活用
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