U 単集団−複数教師(個別支援)型の事例
   
図  MTが主授業者となり全体を掌握する。ATは,指導上の役割分担をうけ,「担当する生徒」に対して個別に支援する形態。  全体の授業のねらいに沿い,担当する生徒を同一課題の学習活動ができるように支援する。 精神的に不安定な状態で,学習集団から離れてしまう生徒に対して,ATが精神面での支援をしたり,学習に参加できるように補助したり個別に支援していく。
 
−−−国語科(中学部1・2・3学年縦割り課題別グループ)での指導例−−−
    1 単元名  「秋の遠足の作文を書こう」
・・・・・・・・・・・・・・・ 中 略 ・・・・・・・・・・・・・・
    6 本時の指導
   
(1)  目標
 全体目標
 体験したことを思い出しながら,ワークシートに書くことができる。
 個別目標
No 氏名 生徒の実態 個別目標
C1 書く学習は好きであるが,文章表現は難しい。友達の声などに反応してパニックを起こすことがある。 ・写真を見て出来事を教師と一緒に書くことができる。
C2 自分の体験を書いて表現することが好きで,積極的に取組む。文字表記の際,文字がぬけてしまうことがある。 ・脱字に気をつけて出来事を書くことができる。
C3 書くことを好み,先生などに手紙を書こうとする。学習に集中できず離席してしまうことがある。 ・項目にあった出来事を自分で考えて書くことができる。
C4 日記を毎日書いている。パターン化した内容になることもあるが,自分なりに文章をまとめることができる。 ・項目にあった出来事を自分で考えて書くことができる。
C5 自分で考えて文を作ることができるが,一部文字がぬけてしまうことがある。学習には意欲的に取組んでいる。 ・項目にあった出来事を,脱字しないように気をつけて書くことができる。
C6 学習には積極的に参加するが,自分で考えて書くことは苦手な面がある。 ・教師のヒントを聞きながら,出来事を確認して書くことができる。
(2)  展開
展開

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