音楽科における創造的な学習活動を,音楽をつくって表現する活動や創作などに限定せずにすべての領域としてとらえ,歌唱や器楽などで音楽的な表現を工夫していく際にも,児童生徒一人一人の感性や発想が生きるように工夫していくことが大切である。そして,児童生徒一人一人が授業へ主体的に参加し,友達とのコミュニケーションを図りながら,音楽のもつ楽しさや美しい響きなどを積極的に感じ取ったり味わうため,一人一人のもつ発想やよさが生きるような授業展開が実践できるよう研究していく必要がある。
さらに,一人一人の感性や発想に応じた支援ができるように,授業形態や様々な教材・教具等の中から選択できる手だてについて研究する。また,自分のイメージや思いを生かし,音楽の楽しさや喜びが体験できる指導の在り方を究明していきたい。
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