(ア) |
学習問題の設定に関すること
社会科の学習の中で,自分の学習問題をもつことができたと思うのは,どんなときが多いですか。(児童生徒) |
児童生徒が自分の学習問題をもてるようにするために,特にどのような学習活動を心がけていますか。(教員) |
% |
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ア |
先生の話を聞いて疑問をもったとき。 |
イ |
教科書や資料集,副読本などで調べ疑問をもったとき。 |
ウ |
見学やインタビューなどをして疑問をもったとき。 |
エ |
友達と話し合っているうちに疑問をもったとき。 |
オ |
その他 |
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% |
|
ア |
教師の説明を中心とした学習活動 |
イ |
教科書,資料集を中心に調べる学習活動 |
ウ |
作業的,体験的な活動を取り入れた学習活動 |
エ |
話し合いなどの学習活動 |
オ |
観察,調査などの学習活動 |
カ |
その他 |
|
小学校では,自分の学習問題をもつことができたと思うのは,「イ 教科書や資料集,副読本などで調べ疑問をもったとき」「エ 友だちと話し合っているうちに疑問をもったとき」と答えている児童が多い。しかし,教員は,児童が学習問題をもてるようにするため,「ウ 作業的,体験的な活動を取り入れた学習活動」「イ 教科書,資料集を中心に調べる学習活動」に心掛けていると答えている。
中学校でも,生徒については児童と同様な傾向が見られる。教員も約半数が教科書,資料集を使った学習活動を取り入れるように心掛けている。教員は,生徒が学習問題をもてるようにするために作業的,体験的な活動を取り入れようとしているが,作業的,体験的な活動によって,学習問題をもてたと考える生徒はそれほど多くはない。
このことから,児童生徒の問題意識を十分に醸成することができるような作業的,体験的な学習活動の工夫を図ることが望まれる。作業的,体験的活動を通して,児童生徒の問題意識が高まり,どうしても解き明かしたいという意欲をもてるような学習活動を展開する必要がある。 |
(イ) |
学習意欲の持続性に関すること
自分の学習問題を調べていくのに,どんな方法を使って調べていけば,意欲的に調べられますか。(児童生徒) |
児童生徒が意欲的に学習問題を追究していけるようにするために,どんな学習活動を取り入れていますか。(教員) |
% |
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ア |
先生の説明を聞いて調べる。 |
イ |
教科書や資料集,副読本などで調べる。 |
ウ |
ビデオ,テレビ,コンピュータ等を使って調べる。 |
エ |
実際に見学やインタビューなどをして調べる。 |
オ |
その他 |
|
% |
|
ア |
教師の説明を中心とした学習活動 |
イ |
教科書,資料集を中心とした学習活動 |
ウ |
作業的,体験的な活動を中心とした学習活動 |
エ |
新聞づくりなどの学習活動 |
オ |
話し合いなどの学習活動 |
カ |
観察,調査などの学習活動 |
キ |
その他 |
|
児童生徒は,意欲的に学習問題を追究できる活動として,「イ 教科書や資料集,副読本などで調べる」活動を挙げている。実際に見学やインタビューなどをして調べるといった体験的な活動を挙げている児童生徒の割合は少ない。
教員は,小学校では作業的,体験的な活動を中心とした学習活動や新聞作りなどの表現活動を重視しているのに対し,中学校では教科書,資料集で調べる活動を重視している。これは,小学校が1小単元1サイクル型中心の授業構成であるのに対して,中学校では,資料活用を中心とする1時間の問題解決型の授業が多いためと考えられる。
小学校では,1小単元1サイクルの授業が構成されているが,児童が問題解決的な学習をすすめる中で,作業的,体験的な活動が学習への意欲付けに有効に機能しているとは言えない。また,中学校では,資料活用を中心とする1時間の問題解決型の授業からの改善を図る必要がある。そして,作業的,体験的な活動を導入することによって,生徒が主体的に学習に取り組めるような手だてが望まれる。 |
(ウ) |
問題解決の実感や納得に関すること
学習問題について「なるほど」「分かった」と思うときは,どんなときですか。(児童生徒) |
児童生徒が「納得して分かる」「実感として分かる」ために,授業の中でどんな工夫をしていますか。(教員) |
% |
|
ア |
先生の話を聞いて調べ,まとめたとき。 |
イ |
教科書や資料集,副読本などで調べ,まとめたとき。 |
ウ |
作業したり見学したりして調べ,まとめたりするとき。 |
エ |
自分の考えや意見を聞いて調べ,まとめたとき。 |
オ |
グループで協力しながら調べ,まとめたとき。 |
カ |
その他 |
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% |
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ア |
教師の話の内容や発問を工夫している。 |
イ |
教科書や資料集の活用の仕方を工夫している。 |
ウ |
作業的,体験的活動を取り入れるようにしている。 |
エ |
児童生徒同士の話し合いの場を設けるようにしている。 |
オ |
小集団の学習など学習形態を工夫している。 |
カ |
その他 |
|
小学校,中学校の児童生徒の多くは,「なるほど」「分かった」と思うときとして,「イ 教科書や資料集などで調べ,まとめたとき」や,「ア 先生の話を聞いて調べ,まとめたとき」と答えている。このことから,児童生徒は,納得して分かることを,自分の学習問題の答えが一通り導けたことととらえているのではないかと考えられる。
教員は,「納得して分かる」「実感として分かる」ようにするための手だてとして,小学校,中学校ともに「ウ 作業的,体験的活動を取り入れるようにしている」と答えている。
問題解決的な学習をすすめていく中で,児童生徒が社会的事象と自分とのかかわりを深め,自分の生活経験や認識との重なりやずれを五感を通して感じ取れるように作業的,体験的な活動の場を設定していく必要がある。そして,問題解決の結果や過程を通して,自分の考えをより鮮明にし,自分の考えに自信をもったり,自分の学習をやり遂げたことに対する成就感,満足感をもったりできるような指導法の改善が望まれる。また,児童生徒同士の話合いの場をもっと設けたり,小集団による学び合いの場を設けたりして,友達の見方や考え方を受けとめようとする共感的な態度を育てていくことが大切である。
社会科の学習の中で,感動したり感心したりするのは,どういうときですか。(児童生徒) |
児童生徒が問題意識を高め,問い続けることができるようにするために,どのような工夫をしていますか。(教員) |
% |
|
ア |
先生の話を聞いたとき。 |
イ |
教科書や資料集,副読本などで調べたとき。 |
ウ |
実際に人に聞いたり見学したりしたとき。 |
エ |
模擬体験などをしたとき。 |
オ |
その他 |
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人 |
|
ア |
教師の説明や発問の仕方を工夫している。 |
イ |
単元1サイクルの問題解決型の学習の展開を図っている。 |
ウ |
資料をできるだけ準備して授業をしている。 |
エ |
作業的,体験的活動を取り入れてるようにしている。 |
オ |
話し合いや考える場を設定している。 |
カ |
視聴覚機器やコンピュータの活用を図っている。 |
キ |
その他 |
|
小・中学生とも感動したり感心したりするのは「イ 教科書や資料集,副読本などで調べたとき」が多い。「ア 先生の話を聞いたとき」「ウ 実際に人に聞いたり見学したとき」よりも,自分で調べたときの方が感動したり感心したりすることが分かる。「エ 模擬体験などをしたとき」と答えた児童生徒は少ない。児童生徒が感動したり感心したりするには,問題意識をもち,問題解決に向けて主体的に追究できるような場を多く設定することが大切であると考える。
児童生徒が問題意識を高め,問い続けるようにするために,教員の多くが,「イ 単元1サイクルの問題解決型の学習の展開を図っている」「エ 作業的,体験的な活動を取り入れるようにしている」と答えている。学習問題に関することについて,児童生徒が,教科書や資料集で調べたときの方が自分なりに問題がつかめたと考えていることから,問題意識を高め,問い続けるために作業的,体験的な活動が有効に機能していないことが分かる。この点で,教員と児童生徒に意識の違いが見られる。 |
(エ) |
表現に関すること
自分の考えを「伝えたい」「発表したい」と思うのはどんなときですか。 (児童生徒) |
表現力を育てるためにどのような手だてをとっていますか。(教員) |
% |
|
ア |
気がつかないようなことに気づいたり発見したりしたとき。 |
イ |
学習問題について自分なりにまとめられたとき。 |
ウ |
自分で学習したことがよく分かったとき。 |
エ |
学級のみんなが自分の発表会をよく聞いてくれそうなとき。 |
オ |
その他 |
|
人 |
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ア |
児童生徒の発表の場を設けるようにしている。 |
イ |
ノートや作業プリントの形式を工夫している。 |
ウ |
ディベートや話し合い活動を取り入れている。 |
エ |
新聞づくりなどの作業活動を取り入れている。 |
オ |
まとめ方を児童生徒に工夫(選択)させている。 |
カ |
その他 |
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小・中学生とも,自分の考えを発表したいと思うのは,「ア 気がつかないようなことに気づいたり発見したりしたとき」「イ 学習問題について自分なりにまとめられたとき」「ウ 自分で学習したことがよく分かったとき」が多い。このことから,児童生徒が問題意識を高め,問い続けることができるようになれば,調べる過程で今まで気付かなかったことに気付き,気付いたことや分かったことを表現したくなるのではないかと考える。
また,表現力を育てる手だてとして,小学校教師は新聞作りを多く取り入れているのに対して,中学校教師はノートや作業プリントの形式を工夫していることが多い。小・中学校とも児童生徒の思いや願いを生かすために,多様な表現の場を設定していく必要がある。 |
(オ) |
感性を育てるための工夫に関すること
児童生徒の社会的事象に対する直観的な感覚や感受性を生かし,社会的なものの見方や考え方を育てるために,どのような工夫が大切ですか。(教員) |
% |
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ア |
単元レベルでの問題解決的な学習の展開を図る。 |
イ |
作業的,体験的な学習を取り入れている。 |
ウ |
社会的事象と自分とのかかわりをもたせるようにしている。 |
エ |
児童生徒のつぶやきや気づきを大切にしている。 |
オ |
児童生徒同士の話し合いの場を設けている。 |
カ |
児童生徒の表現活動や発表の場を設けている。 |
キ |
その他 |
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感性を育てるための工夫として,小学校及び中学校の教員のどちらも「ウ 社会的事象と自分とのかかわりをもたせるようにしている」を挙げている。学習問題を自分のものとしてとらえ,自分なりの方法で追究しまとめていく過程で,児童生徒が社会的事象とのかかわりを深め,社会的事象のもつ意味や価値を考えていけるような指導の手だてが望まれる。
小学校教員の多くは,感性を育てるための工夫として,「ア 単元レベルでの問題解決的な学習の展開を図る」や「イ 作業的,体験的な学習を取り入れている」と回答している。また,中学校教員は,回答した項目のア〜カまでがいずれも20%前後になっている。感性を育てるために,それぞれの単元で,多様な活動を取り入れていくことが大切であると考えている教員の多いことが分かる。 |
(カ) |
まとめ
○ |
学習問題の設定に関することでは,教員が作業的,体験的な活動を取り入れた学習活動を重要視しているのに対して,児童生徒は調べ学習や話合いなどの活動を通して,学習問題を設定していることが多い。児童生徒の問題意識を醸成できるような作業的,体験的な学習の工夫を図ることが望まれる。 |
○ |
児童生徒が「なるほど」「分かった」と思うのは,教科書や資料集で調べてまとめたときが多い。実感として分かるという感情を多くの児童生徒が味わえるようにするには,体や心を通して社会的事象とかかわり,今までの自分の社会的事象に対する意識や経験との共通点や相違点を感じ取れるような活動が大切である。 |
○ |
感性を育てるための工夫として,多くの教員が「社会的事象と自分とのかかわりをもたせたい」と考えている。問題解決的な学習の中で,児童生徒が社会的事象と自分とのかかわりの中から自分の問いをもち,自分なりに解決の方法を模索しながら調べ,社会的な意味や価値を問い直すような学習活動を繰り返していくことが大切である。 |
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(ア) |
学習の目的に関すること
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- 成績を良くして受験で成功したいから
- カリキュラム上仕方がないから
- 教養として知識を身につけたいから
- みんなの考えや疑問を知りたいから
- その他
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学習目的について生徒は、様々な知識を教養として吸収したいと積極的な姿勢で取り組んでいるが、一方では,カリキュラム上仕方がない,とする消極的な姿勢も見られる。また興味・関心があり,疑問をいだきながらも,その場で質問できないでいる生徒の実態もあらわれている。これは,授業においては単に事実や事象の説明ではなく,いかにして生徒が興味・関心をもてるようにするかという点で,教員の努力が要求されていることを示している。このことから,教員は常に生徒の興味・関心に留意して授業を行い,時には生徒の質問や疑問を取り入れる等の工夫が必要であると考えられる。 |
(イ) |
授業の進め方に関すること
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- 先生の説明だけの授業
- 調査・作業・見学などを取り入れた授業
- 先生の説明と調べる学習を取り入れた授業
- 自分の疑問を質問でき、みんなと話し合える授業
- その他
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- 教師の説明中心の授業(一斉授業)
- 学習課題を作り、調べる学習を取り入れた授業
- 説明と調べる学習の両方を取り入れた授業
- 生徒の疑問や質問を発展させていく授業
- その他
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授業の進め方について,教員のほとんどが,みんなで話し合える場と時間を設定し,生徒の疑問や課題を誘発するような指導の必要性を認識しながらも,一斉授業を実施している。それに対して生徒は,作業・体験的な調べ活動を,与えられた課題としてとらえ,授業に臨んでいることが分かる。進学問題や授業時間の関係から,生徒の興味・関心を喚起する授業が思うようにできないのも実態である。このことから,教員に対して,教材の精選やゆとりのある授業の進め方の工夫と努力が求められていると考えられる。
また,学習目的及び授業の進め方についての質問できわめて回答が少なかったのが,授業を通してみんなの考えや疑問を自分も知りたい(3.0%),自分がいだいた疑問をその場で質問できてみんなで話し合ってもらえるような授業(5.3%)であった。このことから,身近なところにある疑問や興味・関心については意欲的であるが,教室の中で疑問を出し合ったり,話し合ったりすることを不得手とする生徒たちの現状があらわれていると考えられる。教員には,生徒の疑問・感想を授業に生かす工夫と,質問や疑問を気軽に発表できる雰囲気をつくる努力が求められている。 |
(ウ) |
授業内容及び興味・関心に関すること
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- 受験対策に直接結びつく知識
- 身近な疑問やなぜなんだろうと思うこと
- 興味・関心のある分野
- その他
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- 最近の社会問題や身近な問題を学習したとき
- 自分の考えている疑問について学習したとき
- 自分の疑問と同じ疑問が質問されてみんなで話し合うとき
- 課題を資料などで調べているとき
- 自分のレポートが取り上げられたとき
- その他
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授業内容については,自分が興味・関心を持つ分野,あるいは身近な疑問について学習したいことがわかる。したがって,生徒がこうした内容を学習したときに興味や意欲をもって授業に臨んでいるのは当然であろう。しかし,その場で疑問を出し合っていく積極性には到達せず,与えられた課題を解決することに意欲を示している(21.7%)。このことから,教員が授業を展開するうえで生徒の興味・関心や問題意識・疑問などを的確に把握し,それを授業に生かすことができるならば生徒の学習に対する意欲を引き出し,問題意識を高めていくことができると考えられる。また一方で,進学を希望する生徒が受験対策に結びつく授業を望んでいることから,教員は生徒の興味・関心や問題意識・疑問と受験指導のバランスを考えながら授業展開を工夫する必要がある。 |
(エ) |
質問に関すること
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- ない
- ときどきある
- いつも質問する
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- 授業や教科書と関係ないから
- 授業の邪魔になるので後で質問すればよいから
- みんなにバカにされそうだから
- その他
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授業中の質問について,大多数の生徒が質問したことがないと答えており,疑問をそのまま残している。また生徒は授業や教科書に関係するものだけを質問と考え,自由な発想や素朴な疑問を表現できずにいる様子がうかがえる。このことから生徒が自由な発想や素朴な疑問を,そのまま表現できる雰囲気作りを心掛け,生徒の心をつかむ工夫が求められているといえよう。 |
(オ) |
まとめ
今回行ったアンケートの結果から,個々の生徒は豊かな感性をもち,それぞれの興味・関心・問題意識と疑問をいだきながら授業に臨むが,自分の疑問を表現し,ともに話し合い,自分を主張しつつ周囲と協調して問題を解決をすることの喜びを学んでいないように思われる。教員は生徒のもつ疑問を,教材として取り上げる心のゆとりをもてば,生徒の率直な興味・関心・疑問・質問を生かす授業の工夫を行うことによって,生徒の学習意欲を引き出し,生徒のよりよい学習に貢献できると思われ,さらに,問題意識を高めていくことができると考えられる。 |