ねらい |
ある事柄について複数の選択肢があるとき,どれを選ぶか考えさせる。その結果と理由を説明することにより,自分の態度を明らかにさせる。また,他人の価値観を知り,お互いにその結果を十分に尊重させる。 |
時 間 |
ロング・ホームルーム(50分) |
準 備 |
記入用紙 |
進め方 |
@ |
記入用紙を配付する。 |
A |
記入用紙の1の項目に記入させる。
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B |
6人程度のグループを作る。 |
C |
グループのメンバーの氏名を記入させる。 |
D |
それぞれの順序を発表し合い,記入用紙に記入させる。 |
E |
ルールに従ってグループ内の価値の序列を決定させる。 |
F |
グループ毎に代表がEの結果発表する。 |
G |
2〜3名指名し,エクササイズの感想を発表させる。 |
H |
各自に感想文を書かせる。 |
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留意事項 |
- 多数意見がグループの決定にならないよう注意する。
- 小数意見を尊重するよう促す。
- Fでグループの発表者は各グループで決めさせる。
- クラスの実態に応じて選択の項目の量を調整するとよい。
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子どもの反応 |
- 正解やハズレがないのでばんばん自分の意見が言える。
- 人によって価値観はみんな違っていた。
- 個人個人の意見を聞くと自分の中で新しい発見があったり,納得することもありためになった。
- あくまでグループなのでみんなの意見は本音とは限らない。
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成 果 |
- コミュニケーションづくりの手段として効果があった。
- グループ内ではみんな気軽に意見を述べることができた。
- 「結婚にとって大切なもの」以外にも応用ができることがわかった。
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