ねらい |
毎日の何気ない生活の中で,自分はどんな人間かなど考えることもないので,あらためて「私は何者か」を確認し,同時に他人についても「何者か」を知り,人間関係をつくる出発点とする。また,他人と違う自分を見つめ,自分が価値ある存在であることを意識できるようにする。 |
時 間 |
ロング・ホームルーム(50分) |
準 備 |
記入用紙 |
進め方 |
@ |
記入用紙を配付する。 |
A |
記入用紙に記入させる。 |
B |
「記入用紙を回収する。 |
C |
記入用紙を読み上げ,誰だか当てさせる。 |
D |
2,3名指名し,エクササイズの感想を発表させる。 |
E |
2各自感想文を書かせる。 |
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留意事項 |
- 「プリントに記入する前に,内容をみんなの前で発表する旨を伝えておく。
- 項目11がなかなか書けないので,プリントに記入する時間を十分とり,自分につい
てじっくりと考えるようにさせる。
- プリントを読み上げるときは,項目11を中心にいくつかの項目を拾い読みする。
- 感想は数名指名して発表させる。
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子どもの反応 |
- 人によって色々な個性がある。
- 自分を見つめ直すのは簡単なようで難しい。
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成 果 |
- 項目11では深く考えながら,自分自身を見つめ直すことができたようである。
- 他人の「私は何者か」にも関心を持って聞いており,自分自身と同時に他人にも意識を向けているのが分かった。
- 高校生になると他人についてはあまり関心を示さない傾向があるので,他者理解の出発点として活用できた。
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