- ねらいの説明
「人それぞれよいところがありますが,気付いていてもその人に直接伝えてあげることはあまりありません。そこで,今日はよいところ,好感がもてるところをお互いに知らせ合う機会にしましょう。」
- クラス全員の名前の入った一覧表を配り各自簡単な言葉で枠の中におさまるように記入する。
- 記入が済んだ人から線に沿って切り離し名前が書いてある封筒に入れる。
- それぞれ自分の封筒を持ち帰り,自席で開封し,自分の好きなメッセージを用紙に6枚貼りつける。
- 担任が回収し,名前を告げずに六つのメッセージを読み上げて,名前を当てさせるゲームをする。
- よいところを書いている時の気持ち,封筒をあける時の気持ち,名前当てをしている時の気持ちをフィードバックする。
- 感想をフィードバック表に記入する。
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- 担任もこのゲームに加わり,一人一人にメッセージを書くようにしたい。
- だれが書いたのかは詮索しないように注意しておき,自分が気付かないよいところをクラスメートはどう見ているかに関心を持たせるように話す。
- それぞれの人に基本的には同じことは書かないように話しておく。
- 自分の欄は空欄のままでよいことを話しておく。
- 書く内容は,どんなさ細なことでも,よいことであればいいことを例をあげて説明する。
(返事の声が大きい。力持ち。走るのが速い。いつもニコニコしている。など)
- 相手に対してふざけた内容などは書かないように十分注意する。
- どうしても書けない人には「書けなくてごめんね。」というメッセージを入れてもいいことを助言する。
- メッセージを読み上げている間は,私語を慎むように助言しておく。
- 全員の分を読んであげたい。
- だれであるか当たった子どもをはめるばかりでなく,読み上げた子どものよいところも賞賛することを忘れない。
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