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- 対戦は,一人の相手につき右と左の二度行い,それを一回戦とする。
- 一回ごとに相手を替え,多くの友達と対戦するようにする。
- 教師の合図で一斉に行い,対戦ごとに記録用紙に記入する。
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留意事項 |
- 授業では,「単に楽しむだけでなく,学級の友達との触れ合いを深め,新しい友達を増やすためにエクササイズを行う」ということをあらかじめはっきり説明する。
- このエクササイズはゲーム的要素が強いから,楽しく参加させながら触れ合いを深めていくようにする。ただ,エクササイズ中は,自分の心の中に起こる「感じ」や「気付き」に注意を向けさせるようにする。
- この授業は「人と触れ合う」というエクササイズで,指相撲・腕相撲,背負いジャンケン・瞬間接着剤を一緒に行うと効果的である。
- この授業は,広めの場所で体育の服装で行うようにする。また,ゲーム対戦結果記録用紙や振り返り用紙,指相撲・腕相撲,背負いジャンケンの成績優秀者をその場で書き込み,発表するための模造紙の表などを用意する。
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子どもの反応 |
- 初めはいやだったけれど,今はなんとも思っていない。人との触れ合いって本当に大切だと思った。
- 別になんとも思わない。変に意識している方が,逆に恥ずかしいことだと思った。
- 最初は恥ずかしいと思ったけど,ゲームをしていくうちに楽しくなってきたので,だんだん恥ずかしいとは思わなくなった。
- 楽しかった。たまにはこういうエクササイズもいいなあと思った。
- 男の子と腕相撲をやったことがなかったから楽しかった。
- みんな強かったので力を抜かないでやれたことがよかった。
- 普段話をしない人と話して楽しかった。
- なかなか話しかけられない人でも気軽に話しかけられる。
- 前よりも相手のことが分かったような気がする。
- 男子と話すことや遊ぶことが少なくなってきたから久しぶりに遊べてよかった。
- ふだんまったく話をしない男子と話をすることができてよかった。
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成 果 |
- 新しい節目を迎え,生徒たちの気持ちの高まっている年度始めこそ,友達づくりの絶好のチャンスである。この節目を生かして,生徒に「今度の学級は楽しい友達がいっぱいだ。」という気持ちを抱かせるのによいエクササイズである。
- エクササイズ中,一人一人の生徒の様子を観察し,「今起こっている気持ち」を適切に生徒に返してやることにより,生徒の仲間に対する気持ちが変わっていくことが分かった。
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