ねらい |
- クラスの中で,日常話をあまりしたことのない児童たちの交流を深めさせる。
- お互いの親近感を養うことによってクラス全体をうち溶けさせる。
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時 間 |
学級活動(45分) |
準 備 |
質問事項を印刷した用紙(児童数) |
進め方 |
- はじめに,次のような説明をする。
「これから友達を知り合うためのゲームをします。机を全部後方に移動して筆記用具を持って整列しましょう。やり方を説明します。A君手伝って下さい。今,先生とA君がペアになりました。まず,ジャンケンをします。A君が勝ちました。勝った方がプリントの質問を順番にしていきます。A君,質問をして下さい。」
- 「(1)先生は,飛行機に乗ったことがありますか」、「先生は『はい』か『いいえ』で答えますが,この場合「はい」です。プリントの(1)の( )の所に先生の名前を書きます。『はい』がでてきたら,今度は先生がA君に『はい』が出てくるまで質問します。そこまできたらペアを解いて別の相手を探して同じようにやり,質問の下の( )に名前を書きます。( )の中には,1名しか名前を書くことができません。」
- 「ルールとして次の2点は絶対に守って下さい。(ア)人の調べたものを写さないこと。(イ)一人から一つしか『はい』という答を得ないこと。誰が時間内に最もたくさんの人を見つけ出せるか競争してみましょう。」
- 時間になったら机をもとにもどし,興味のありそうな事柄についてどんな人が該当
していたか,発表したり,何人見つけたか調べてみる。」
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留意事項 |
- ルールをていねいに説明し,守らせるようにする。
- 人の調べたもの写さないことと一人の名前は一度しか使えないことを徹底する。
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子どもの反応 |
- 思っていたよりもおもしろかった。
- めずらしい質問があって、該当する人を探すのに苦労した。
- ふだんあまり話さない友達とも気軽に話せた。
- この時間は他のすべてのことを忘れて楽しかった。
- 初めは女子ばかりだったけれど,最後はふだんあまり話さない男子に質問できてよかった。
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成 果 |
- 初めはとまどっていたが、次第に活発に質問が出るようになり、どの子どもたちも集中してゲームに参加することができた。
- 温かい雰囲気の中でゲームが進み、友達のことを深く知ろうという気持ちが高まった。
- 友達のよさを知るよい機会になった。
- 全体に和気あいあいとして、和やかな表情で話す児童が多かった。
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