USBカメラを使った実践例1   書画カメラとして使う
  書画カメラとして使う(教員側)
 1 学年・教科・単元名 高校1年生・情報A・統計グラフ
 2 本時の目標 データの特性に適した統計グラフを作ることができる。
 3 ICT機器活用のねらい 生徒の手元を映し出し,創意工夫のされている友達の活動を見せることで,学習意欲を喚起し,学習活動の質を高める。
 4 本時の学習
学 習 活 動 学習の様子とICT機器の活用
1 本時の学習活動を知る。
  • 統計グラフの特徴を理解する。
  • 統計グラフの嘘を見抜く。
【関心・意欲・態度】あらかじめスクリーンに本時の学習活動を映し出しておくことで,スムーズに授業に入れるようにする。
2 統計グラフの種類と特徴を理解する。また,分かりやすいグラフを作成するために,様々な数値データに適したグラフを選ぶことが大事であることを確認する。
 実際に簡単なグラフを作る際に,,キーボード入力の操作(日本語入力への切り替えなど)をUSBカメラで提示して見せる。
    <動画を見る:10.0MB
【知識・理解】プロジェクタとスクリーン,USBカメラを活用して,PPT資料やエクセルグラフ作成の様子を提示して,生徒の理解を助ける。
3 統計グラフを見る・作るときの注意点について考える。
 表現の仕方によっては誇張表現が可能であるため,どのような点に気を付けてグラフを見ていけばよいかを確認する。
 USBカメラを使って,うまくまとめられている生徒のプリントをリアルタイムに映し出して検討する。
【思考・判断・表現】プリントを使って考えをまとめていく。

【技能・表現】よく書けている生徒のプリントを提示することで,記述活動の参考にさせ,学習活動をより深くさせる。
4 インターネットのアニメーション教材を活用し,学習のまとめを行う。
    <動画を見る:3.6MB
【思考・判断・表現】アニメーション教材を活用することで,自発的な学習活動を促す。
 5 本時を終えて   実習科目の場合,特に機器や装置や道具の操作が入ってくると,慣れない生徒はつまづきやすい。しかし映像を通して教えることで,一度に多くの生徒に具体的な操作等を例示することが可能となる。
 また,書き込んだ結果がすぐ反映されることで,生徒のやる気を喚起することができる。