〈電子黒板を使った実践例〉

1 学年・教科・単元名
 小学校5年・国語・大造じいさんとガン

2 本時の目標
 大造じいさんの心情と情景が,聞く人に伝わるように音読を工夫する。

3 ICT機器活用のねらい
 デジタル教科書を用いて,児童が考えた音読の工夫を,電子黒板に映した本文に書き込むことにより音読の工夫を共有する。また,
 教科書ではなく,電子黒板を見ながら音読することで全員の意識を集中させる。

4 本時の学習
学習活動 学習の様子とICT機器の活用(動画で見ることができます)
1 前時までの学習内容を確認する。
 ・ペアで掲示物を見ながら音読する。

2 本時の学習課題を知る。
三の場面前半の音読を工夫しよう

3 三の場面の前半を読む。


4 工夫したい場所をグループで話し合い,発表する。


5 電子黒板の画面を見ながら,音読の練習をする。
  (動画:5.3MB)

6 数名の児童が,代表で音読する。

7 次時の学習内容を知る。
・デジタル教科書に書き込んだ状態の物を印刷し,掲示しておく。


・音読を工夫することをしっかりとおさえる。
(スピード,リズム,強弱,声の調子 等)


デジタル教科書に合わせて黙読する。(動画:3.8MB)

・児童が発表した工夫を,電子黒板に投影したデジタル教科書に記入していく。
@音読記号の記入(動画:2.3MB) A文字の書き込み(動画:1.1MB)

・児童の読むスピードに合わせて,画面をスクロールする。
・前を見ながら音読できるようにする。


・工夫したいところを,画面上で強調する。

挿絵を投影し,イメージを広げる。(動画:1.8MB)

5 本時を終えて
  ・黒板に投影した本文に書き込みができるので,授業をテンポ良く進めることができた。
  ・児童の意見の共有することで,それぞれの児童が音読を工夫する助けとなった。
  ・前を見ながら音読できるので,教科書を見ながらよりも生き生きと音読することができた。
  ・挿絵の活用で,イメージを広げることができた。