W 複数集団−少人数教師(グループ巡回支援)型の事例
   
図  T1は全体の指導を行いながら,T2とともにそれぞれの小集団を巡回して学習活動の支援を行なう形態。
 本事例では,課題ごとに分かれた3つのグループに対して,T1,T2がそれぞれの小集団が活動しやすいように支援していく。パソコン操作の支援で特定の生徒に張りつく部分もあるが,課題を深める学習活動部分は,巡回して話し合いを深める支援をする。
 
−−−グループ学習(高等部3年)での指導事例−−−
    1 単元名  ビックニュースを探そう(情報処理能力と表現力の育成)
・・・・・・・・・・・・・・・ 中 略 ・・・・・・・・・・・・・・
    6 本時の指導
   
(1)  目標
 全体目標
 自分達の調べたことを, 意欲的に発表できる。
 友達の発表の内容をつかむことができる。
 個人目標と支援の手だて
氏名 個 人 目 標 支 援 の 手 だ て
C1
(女)
準備した資料を活用し,落ち着いて発表する。他のグループの発表内容を知る。  自分の発表内容を分かりやすくまとめ,事前に発表の練習を十分にすることで,落ち着いて発表できるようにする。
C2
(女)
準備した資料を活用し堂々と発表する。他のグループの発表を聞き感想や意見を持つ。  インターネットでの調べ学習の時間を確保し,資料を十分に準備する。分かりやすい時事スクールネットを利用する。
C3
(男)
はっきりと分かりやすく発表する。他のグループの発表内容に興味を持つ。  自分の担当する発表の内容,グループでの役割をはっきりさせる。小,中学生新聞を活用を促す。
C4
(女)
要点をつかんで分かりやすく発表する。他のグループの発表から重要な点をつかむ。  何を伝えたいか発表の観点を明確にして分かりやすい発表をするよう促す。
C5
(女)
準備した資料を活用する。他のグループの発表内容に興味を持つ。  小,中学生新聞の活用。グループでの役割分担を明確にし,自分の役割を果たせるように支援する。
C6
(男)
要点をつかんで分かりやすく発表する。他のグループの発表を聞き感想や意見をもつ。  何を伝えたいのか発表の観点を明確にして分かりやすく発表できるよう支援する。
 発表カードを活用し,感想をまとめる。
C7
(女)
資料を十分に活用し,分かりやすく発表する。他のグループへの疑問点を確認しながら発表を聞く。  発表の観点を明確にし,伝えたいことを明確にできるよう支援する。
 発表カードを活用し,疑問点を見つける。
(2)  準備資料   ビデオ テレビ デジタルカメラ
(3)  展開
展開
(4)  学習場面の配置図
展開

[目次へ]