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中学校2年総合的な学習 |
テーマ「いろいろな人とのかかわりながら,自分の未来をみつめよう!」 |
潮来市立潮来第一中学校 山口一久 |

- 「デジポケッツ」を利用し,各グループごとにテーマを設定し,そのテーマごとに調べたことの発表学習。
- 各自が調べた資料やまとめた資料をサーバにデータとして保存しておくことによって,グループで発表するときの資料作成に生かしていく。
- サーバにデータとして保存しておくことによって,グループ内のメンバーが自由にみることができるため,各自の進行状況を確認したり,自分の資料作成に役立てたりすることができる。
- 発表会では,発表用資料がサーバーにまとめて保存されているため,校内LANを利用することによって,場所を選ばず自由に会場設定をすることができる。そのため,小集団による発表会が可能で,全グループの発表する時間を確保することができる。



1学期は「いろいろな職業について学ぼう」というテーマにのもと,各グループごとにテーマを設定し,インターネットや本等を利用しながら調べたことをまとめ,発表会を開く。


2学期は「職業体験をしよう」というテーマのもと,各自が実際の職場へ行って職業体験をし,職業体験集を作成する。


3学期は「自分の未来をみつめよう」というテーマをもと,将来の職業や今後の人生設計を考え,まとめる。また、1年生と保護者を対象とした職業体験報告会を開く。

資料作成のようす |
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デジポケッツを使ってまとめているようす |
お互いにまとめた資料をもとに話し合いをしているようす |
中間発表会ようす |
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デジポケッツを使って発表しているようす |
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友達の発表を聞いているようす |
友達の発表に対して感想を書いているようす |
- サーバーへデータを保存しておくことによって,お互いにデータの共有をすることができ,グループ発表での発表に役立った。
- 生徒がまとめていく過程をデータとして,残しておくことができたために,どのような活動をしているのかを生徒,教師ともに振り返ることができた。
- 各自で調べ,まとめたものをグループのまとめへと移行することが簡単に行え,発表資料の作成を短時間に行えた。
- 校内LANを利用することによって,場所を選ばずに発表会を開くことができるため,発表会の会場を複数用意することができた。
- 複数の会場で発表会を開くことができたために,1つのグループの発表する時間を充分に確保することができた。
- 他の会場の発表会の資料を後で閲覧することができるために,今後の活動の資料としても役にたった。

- 2年生全員で授業を行うためには,コンピュータの台数をもう少し増やす必要があった。
- 初めて利用したソフト(デジポケッツ)のため,操作に慣れるまでに時間がかかってしまった。
- 発表用資料の作り方や内容・発表の仕方等がまだまだ不十分だった。