図画工作・美術科における創造性を培うために,児童生徒一人一人のよさや可能性が生きる学習の在り方を追究してきた結果,次のようなことが明らかになった。
(1) | 創造の過程における児童生徒一人一人の思いや願いをとらえることにより,一人一人に合った適切な支援ができるようになる。 |
(2) | 題材名や補充的な題材名及び複合題材を工夫したり,スクリブルを積極的に設けたりすることにより,発想や構想がひろがり,児童生徒一人一人に合った表現ができるようになる。 |
(3) | 制作の途中で,話合いや鑑賞の時間を設けることにより,新しい表現ができるようになる。 |
これからも,児童生徒に内在するよさや可能性を自然な形で引き出し,制作の中で伸長し,自己表現できるような創造活動を研究していきたい。
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