ア |
児童生徒の実態及び興味・関心から,小学校では「つくりたいものをつくる」,中学校では「複合」の分野からひろがりのある題材を工夫した。その結果,材料や表現方法を選択し,試行錯誤する創造活動を展開することができた。 |
イ |
題材名の他に,補充的な題材名や副題を設けることによって,発想のきっかけになる児童生徒が多かった。特に,思うように発想できない児童生徒には,大いに効果があった。 |
ウ |
材料を紹介し合ったり,スクリブルの時間を設けたりした結果,材料や用具を集めたり,自分なりの表現方法を選択できるようになった。展開の仕方を工夫することが,児童生徒の思いや願い,発想や構想を生かすことにつながることが分かった。 |
エ |
発想や構想の場面で,意図的に児童生徒相互の作品を見たり話し合ったりする時間を設けることによって,学び合いの姿が見られた。友達のよいと思うところをヒントにして,自分の作品に付け加えたりかき加えたりしていた。 |
オ |
学習カードを利用することによって,授業中の様子からつかみきれない児童生徒の思いやつまずきを,教師がつかむことができ,その後の支援の手だてにすることができた。また,児童生徒自身が自分の学習を振り返り,次時の活動の見通しをもつことができた。 |