研究を終えて


 多くの先生方のご協力により実施された実態調査から,子供の側に立った授業を展開す る試みが積極的に行われているのが読み取れます。そこで,より一層,児童生徒の思いや よさを引き出し,主体的に活動できる授業を展開するにはどうしたらよいかを,研究協力 員の先生方と,授業研究を進めながら考えてきました。
 授業の場面は,その都度変化していきますが,各先生方がどの場面で,子供の側に立っ て授業を進めていくかを認識するだけで,大きく授業が変わっていくかと思います。この 報告書には,主体的に児童生徒が活動するための,たくさんの場面と工夫を揃えましたの で,これを手がかりに,先生方独自の授業を進めていただきたいと思います。
 教室の端々で「おもしろいね」「わかった」「先生がんばるよ」などの声が上がることを 楽しみにしています。


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