研究主題素材とふれあい,創る喜びを味わわせる
選択教科「美術」の指導

1.はじめに

選択教科としての美術の時間では,必修としての美術の学習で培われた基礎的・基本的な知識・技能が効果約に生かされることによって,初めて生徒一人一人の個性や興味・関心を高めることが可能となる。また,必修としての美術の学習内容を一層発展させ,生徒の興味・関心のある内容について継続的・計画的に追求させる時間である。(中学枚美術指導資料「指導計画の作成と学習指導の工夫」文部省)

ここでは,上記の考え方とねらいをふまえて,「身近な素材とのふれあいから生まれる創造活動の喜びを味わわせる選択美術の指導」という研究主題を設定して実践した。

2.研究のねらい

身近な素材や新鮮な素材とふれ合い,特性を感じることにより表現の可能性に気付き自由に創る喜びや楽しさについて究明する。

3.ねらいにせまるための手だて

  1. 身近な素材の造形性,表現の可能性を追及し,創意工夫させることにより,発展的な取り組みを実践した。
  2. 新しい題材や素材を取り上げ,自由制作の中で応用発展させることにより,意欲的な取り組みの実践を試みた。

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