筋力(背筋力・握力),瞬発力(垂直とび),敏捷性(反復横とび),及び柔軟性(伏臥上体そらし・体前屈)については,全国を上回っているが,全身持久力(踏み台昇降運動)は,下回っている。
各種目とも学年が進むとともに,指数値が向上し,全国を上回る種目も増加している。
体力診断合計点においては,5・6年(男女)とも全国を上回っている。
敏捷性(反復横とび),瞬発力(垂直とび),筋力(背筋力・握力),柔軟性(立位体前屈),全身持久力(踏み台昇降運動)は,ともに全国を上回っている。
特に,女子の伸びは著しく。全国を大きく上回っている。
体力診断合計点においても,女子は各学年とも大きく全国を上回っている。
筋力(背筋力・握力)は,全国を上回っている。敏捷性(反復横とび),柔軟性(伏臥上体そらし・体前屈),全身持久力(踏み台昇降運動)は,全国を下回っている。
体力診断合計点においては,女子は全国を上回っている。男子は,各学年とも全国を下回っている。
男子は,協応性(ジグザグドリブル)において全国より上回っているが走力(50m走)・跳躍力(走り幅とび)・投力(ソフトポール投げ)・連続さか上がり,においては全国を下回っている。
女子は,投力(ソフトポール投げ)・筋力(斜懸垂)・協応性(ジグザグドリブル)において全国より上回っているが,走力(50m走)・跳力(走り幅とび)・協応性(連続さか上がり)は,全国を下回っている。
合計点においては,女子は全国を上回っているが男子は下回っている。
女子においては,すべての種目にわたって全国を上回っている。男子においては,走力 (50m走)・跳力(走り幅とび)・投力(ハンドボール投げ)・筋力(懸垂)で全国を上回って いるが。持久力(持久走)は下回っている。
運動能力合計点においては,男女とも全国を上回っている。
男子は,筋力(懸垂)において全国を上回っているが,走力(50m走)・眺力(走り幅とび)・ 投力(ハンドボール投げ)・持久力(持久走)は下回っている。
女子は,ほとんどの種目において全国を下回っている。
運動能力合計点においては,男女とも全国を下回っている。
小学校から中学校にかけ,敏捷性、瞬発力、筋力を必要とする運動が上昇している。
中学校から高等学校にかけ,握力、伏臥上体そらしが下降している。
中学校においては,近年上昇傾向の種目が多く,高等学校では下降種目が多い。
踏み台昇降運動が各学年とも下降傾向にある。
体力・運動能力ともに運動部所属者の測定値が非所属者を上回っている。基礎的運動能力において,その差が顕著に現れている。
基礎体力においては,運動部所属の有無にかかわらず学年進行とともに測定値も向上するが,全身持久力(踏み台昇降運動)のみ,男子は中学2年,女子は中学1年をピークに低下傾向を示している。
基礎的運動能力においては,学年の進行とともに測定値が向上するが,女子の50m走と走り幅とびが,運動部所属の有無にかかわらず中学3年から高校1年にかけて一時的に低下している。
太りすぎ・太りぎみの児童生徒は,小学校(17.2%)が多く,中学校(10.4%)で減少し。 また高校(13.4%)で増加している。痩せすぎ・痩せぎみの児童生徒は,中学校(40.1%)が 多く,ついで高校(33.5%),小学校(27.2%)の順になっている。
過去3年間の推移からみてみると,太りすぎ・太りぎみの児童生徒は。小学校と高校で増加 傾向にあり,中学校では減少傾向にある。痩せすぎ・痩せぎみの児童生徒は、小学較で減少傾 向にある。
太りすぎ・太りぎみの児童生徒は,小学校(13.4%),中学校(16.9%),高校(25.2%)と 学年が進むにつれて増加している。痩せすぎ・痩せぎみの児童生徒は,小学校(34.4%),中学 校(21.7%),高校(11%)と学年が進むにつれて減少している。
過去3年間の推移からみてみると、太りすぎ・太りぎみの児童生徒は,小学校,中学校,高校 ともに増加の傾向にある。痩せすぎ・痩せぎみは,やや増加の傾向にある。