研究主題 |
学習指導上の課題を踏まえた,児童生徒の学びの充実を図る授業づくり |
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研究の趣旨 |
現行の教育課程における各教科等の学習指導上の課題を踏まえ,児童生徒に確かな学力を身に付けさせるための実践的な研究を行い,各学校での授業づくりの改善・充実に資する。 |
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研究の概要 発表会講師 参加人数 |
算数・数学 |
算数・数学部会では,活動内容を焦点化した学習過程の工夫を通して,知識・技能を活用する力を育てる算数・数学科授業づくりについて研究を進めた。活用する力を育てるための単元計画を立案し,活動内容を焦点化した授業を展開するという視点から,小学校1校,中学校1校,高等学校1校で授業研究を実施し,分析・考察した。 講師:国立教育政策研究所教育課程調査官 小松 信哉 参加人数 116人 |
音楽 |
音楽部会では,表現領域における表現力を育てる授業づくりのために,思考・判断し,表現する一連の過程における学習活動の工夫について実践的な研究を進めた。小学校ではねらいに応じた段階的な学習活動,中学校では器楽と創作の関連を図った学習活動,高等学校では,身体の動き等を取り入れた表現を工夫する活動を手立てとして,授業研究を実施し,分析・考察をした。 講師:国立教育政策研究所教育課程調査官 津田 正之 参加人数:63人 |
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体育・保健体育 |
体育・保健体育部会では,豊かなスポーツライフのための基礎的な力を育てる授業づくりのために,球技(ベースボール型)の系統的な学習過程の工夫について実践的な研究を進めた。各校種における身に付けるべき身体能力を系統的に示し,それを基に学習活動の工夫を行った。その中で,小学校では,ポイントを確認する資料提示の工夫やICTの活用,中学校では,学習カードとコミュニケーションツールの活用,高等学校では,課題解決場面におけるICTの活用を手立てとして授業研究を実施し,その結果を分析・考察した。 講師:国立大学法人筑波大学准教授 三田部 勇 参加人数:43人 | |
外国語活動・外国語(英語) |
外国語活動・外国語(英語)科では,英語を使う力を育てる外国語活動・外国語(英語)科授業づくりのために,小・中・高等学校の学びを円滑に接続させるCAN-DOリストを活用した学習指導の工夫について研究を進めてきた。小学校のCAN-DOリスト(ふり返り)と中学校及び高等学校におけるCAN-DOリストをつなげ,各校種の円滑な接続を図った。また,各校種の学びを円滑に接続させるために,CAN-DOリストを活用した学習指導を工夫した。小学校1校,中学校2校,高等学校1校において授業研究を実施し,その結果を分析・考察した。 講師:国立大学法人筑波大学教授 卯城 祐司 参加人数:100人 |