平成24年度 研究発表会
教 科 に 関 す る 研 究

研究主題

思考力・判断力・表現力をはぐくむ学習指導の展開
研究の趣旨
 
  茨城県学校教育指導方針の各教科等の重点項目に基づいた研究を行い,各学校での学習指導の
工夫・充実に役立てる。

 ・研究の概要
 ・発表会講師
 ・参加人数
















































































 

国語












 

  国語部会では,思考力・判断力・表現力をはぐくむ学習指導を展開するために,文学作品の特徴や面白さを紹介したり,書き手の意図を説明したりする言語活動を通して論理的に思考し表現する能力を育成する授業づくりについて研究を進めた。小中高の各校種とも,論点を明確にし互いの考えを交流する場を設定した単元を構成し,小学校2校,中学校1校,高等学校1校において授業研究を実施し,その結果を分析・考察した。
 
 講師:国立教育政策研究所学力調査官
     杉本 直美
 
 参加人数 143人
 

社会・地理歴史・公民











 

  社会・地理歴史・公民科部会では,調べ,考え,表現する力をはぐくむ学習指導の展開を図るために,ねらいを明確にした言語活動を意図的に位置付けた授業づくりについて研究を進めた。言語活動を意図的に位置付けた指導計画の作成や調べた事実に基づいて互いの考察を説明し合い,自分の考えを明確にするための言語活動の工夫を授業づくりの視点として,小学校1校,中学校1校,高等学校1校で授業研究を実施し,分析・考察した。
 
 講師:国立教育政策研究所教育課程調査官
     澤井 陽介
 
 参加人数:75人

理科










 

  理科部会では,科学的な思考力,表現力をはぐくむために,問題解決の過程において,自ら考え表現する学習活動の充実を図る授業づくりについて研究を進めた。教材の工夫や場の工夫を柱に,児童生徒の発達の段階や学習のねらいに応じて具体的な手立てを講じ,小学校1校,中学校1校,高等学校2校(化学,地学)で授業研究を実施し,分析・考察した。

 講師:国立教育政策研究所教育課程調査官
     林 誠一
 
 参加人数:92人

図画工作・美術













 

  図画工作・美術部会では,〔共通事項〕を視点に言語活動を工夫した表現及び鑑賞の指導を通して,思考・判断し,表現する力を育てる図画工作・美術科学習指導の展開について研究を進めた。題材全体を通して〔共通事項〕を視点に,表現では,児童生徒が考えたことをかいたり伝えたりする活動を,鑑賞では,児童生徒が自分の思いを語り合ったり価値意識をもって批評し合ったりする活動を学習過程に位置付け工夫することを具体的な手立てとして,小学校2校,中学校1校で実践し,分析・考察した。
 講師:国立教育政策研究所教育課程調査官
     東良 雅人
 
 参加人数:60人

家庭及び技術・家庭〔家庭〕










 

 家庭及び技術・家庭〔家庭〕部会では,「問題解決能力をはぐくむ家庭科,技術・家庭科学習指導」を目指して,課題を解決するために考えたり説明したりする学習活動に焦点を当てた授業づくりについて研究を進めた。題材の工夫,考えたり説明したりする活動の工夫,評価方法の工夫の3点を主な手立てとして,小学校1校,中学校2校で実践し,分析・考察した。

 講師:日本女子大学教授 
     内野 紀子
 
 参加人数:30人

技術・家庭〔技術〕










 

  技術・家庭〔技術〕部会では,「問題解決能力をはぐくむ家庭科,技術・家庭科学習指導」を目指して,課題を解決するために考えたり説明したりする活動の工夫を通して研究を進めた。題材の工夫,考えたり説明したりする活動の工夫,評価方法の工夫を視点として,中学校2校で実践し,分析・考察した。
 
 講師:国立大学法人東京学芸大学准教授
     大谷 忠
 
 参加人数:28人