<フリーソフト活用のアドバイス>
 
○フリーソフトとは?
 フリーソフトとは,無料で自由に使うことのできるソフトウェアのことである。その多くがインターネット上に公開されている。近年の情報化社会の進歩に伴い,多くのフリーソフトが作られている。その中には,シミュレーション機能や個別学習に対応したものなどが多く存在する。また,生徒の学習効果を高めることを目的に作られたソフトもあります。
フリーソフトの利点 フリーソフトの欠点
○市販のソフトウェアと同等の機能を備えているものがあります。
○無料で使えるため,容易に導入することができます。
○インターネット上からダウンロードすることで利用できます。
○セキュリティ上の脆弱性を抱えている可能性があります。
○最新のOSに対応していない場合があります。
 
○フリーソフトの入手方法は?
 フリーソフトを入手するには,「ベクター」や「窓の杜」といったサイトで検索するといいです。また,授業に使えそうなフリーソフトを集めた「リンク集」も作りましたので活用してください。
 
○フリーソフトを使うには?
(1)フリーソフトを保存するフォルダーを作ります。
 フリーソフトをダウンロードする前に,フリーソフトを保存するためのフォルダーをディスクトップ上に作っておくと後で管理しやすいです。
 (USBメモリーや外付けのハードディスクなどに保存する場合もフォルダーを作っておくと便利です。)
 
(2)「ベクター」や「窓の杜」などからフリーソフトをダウンロードして,保存します。
 目的のフリーソフトが見つかったら,ダウンロードします。その場合,動作の確認場面が開いたら「保存」ではなく,「名前を付けて保存」を選びます。「保存」では,保存する場所を指定できないので,後でどこに保存したか分からなくなってしまいます。
 
(3)4種類の圧縮形式を見分けて解凍&導入します。
 
 フリーソフトは圧縮された状態でネット上に公開されていることが多いです。代表的な圧縮形式について説明します。
@EXE(実行)形式 ダブルクリックするとファイルを解凍したり,そのままインストールしたりできます。
AZIP形式 最も多い圧縮形式。ウインドウズに新たにソフトを入れなくても解凍できます。
BLZH形式 日本製のフリーソフトに多い圧縮形式です。最近は数が減ってきています。
C自動解凍形式 ファイルのアイコンをダブルクリックするだけで解凍できるように圧縮されたものです。
 
○解凍ソフトをダウンロードしておく。代表的な解凍ソフトは,「+Lhaca(ラカ)」で「ベクター」や「窓の杜」からダウンロードできます。
 
(4)フリーソフトには,インストールして使うものとインストールしないで使うものがあります。
 フリーソフトには,ワードや一太郎のようにパソコンにインストールして使うものとインストールしないでも使えるものがあります。また,ソフトによっては,ウインドウズの種類によっては動かないものがあるので,授業で使う前に動作確認をしておくといいででしょう。

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