高度情報通信社会が現実のものとなりつつある現在.児童生徒が,将来,職業人,社会人として生きていくうえで,情報化に適切に対応できる資質や能力を養うことが重要となっています。
 第15期中央教育審議会第一次答申の第3部第3章「情報化と教育」では,コンピュータ等の情報機器やインターネット環境の充実を図ること,その取り扱いについては,今後さらに様々な角度から研究 に取り組み,その成果を実際の指導の場に積極的に生かしていくことが提言されています。
 全国的に見ると,インターネットの設備や回線を整えて,学校教育で利用を始めるのはこれからという状況であり,どんな機能をどう活用すれば教育効果があがるのか,これらを具体的に研究してい る例はまだ少数のようです。
 そこで,本研修センターでは,平成9年度に,「教育におけるインターネット利用の有効性」を主題にして,インターネットを利用した教育の調査・研究を行いました。
 全国のインターネット先進校500校について実態調査を行い,学校教育におけるインターネットの利用状況,課題とその対策及び将来の展望について,研究協力員の先生方に研究協議していただき,分析・考察をした結果をまとめたのが本研究報告書です。
 本研究を,インターネットを学校教育に活用する際の参考にしていただければ幸いであります。
 最後に,本研究を進めるに当たり,ご協力をいただきました関係学校並びに研究協力員の先生方に厚く御礼申し上げます。
平成10年3月
茨城県教育研修センター所長
増田 一也


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