お わ り に

 生活科における子供の創造的能力を培うために,子供の自由な発想と夢を生かし,表現力を育てる支援の在り方を追究してきた結果,以下のことが明らかになった。

(1)  子供の思いや願いを取り入れ,他教科・他領域との関連を図ったゆとりある活動計画をたてることにより,多様な活動が展開できるようになる。
(2)  子供一人一人の多様な発想や夢に対応するには,T・Tの導入が効果的である。
(3)  子供の発想や夢をふくらませるために,多様な素材や用具,掲示物などにより学習環境を構成することは子供の意欲を高めるのに有効である。

 今後も,創造的能力としての発想や表現力を育てるために,のびのびと思考や表現をするための豊かな体験の在り方について究明していきたい。


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