6.おわりに

これまで研究してきたことから,選択教科の開設には,生徒が自主的・主体的な取り組みができるような教科やコースの設定が必要であり,学習形態などの工夫をしなければならないと考えられる。また,生徒が選択教科の中で学習目標や学習計画を設定する場合,達成可能な目標や実行可能な計画が作成できるように配慮しなければならない。生徒の多様な興味・関心や特性等に応じて,希望する選択教科やコースが設定でさるようにし,選択履修の幅の拡大をするとともに,日常の指導の中で生徒の選択能力の育成を図っていかなければならないと考える。学校の側の積極的な取り組みとともに,この選択履修の幅の拡大がうまく機能すれば,生徒が自分の個性等を正しく判断し,生活に必要な情報を選択できる能力を育成できると考える。

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