14.本県児童生徒の体力・運動能力

(1)現況

基礎体力において,瞬発力・筋力・柔軟性は加齢とともに向上している。特に中学校期の伸びが著しい。全身持久走は,中学校期(男女ともに2年)をピークに低下傾向にある。

基礎的運動能力は,各種目とも中学校期まで急速に伸び,中学3年から高校1年にかけて一時的に低下し,その後緩やかに上昇している。

平成3年度全国平均値と平成4年度本県を比較すると,基礎体力においては,小学校・中学校・高等学校ともに全国を上回っている。特に中学校の女子が合計点で全国を大きく上回り,各種目でも全国を上回っている。高校男子は各学年とも全国を下回っている。

過去10年間の推移から判断すると,小学校から中学校にかけて上昇傾向にあり,特に中学校においては近年上昇傾向の種目が多い。基礎的運動能力は,中学校で上昇傾向にある種目が多いが,高等学校では下降傾向の種目が多い。

(2)対策



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